宝石の煌きルールはこちらから↓
宝石の煌きは、慣れてくるとアブストラクトに近いゲームになってくると思います。
後から出現するカードのランダム要素はあるものの、重要なのは初期のカードの並びです。
これは、ボードゲーム攻略全般において重要な事ですが、
確定情報と、後から起こりうる事象の確率では、圧倒的に確定情報が大事です。
宝石の煌きの初期配置には、大きく2つの布陣が考えられます。
①
②
こちらの2つの盤面での違いが真っ先に分かることが、まず第一のステップ:レベル1です。
この2つの違いは、青カードや黄色カードのコスパの違いです。
宝石の煌きは貴族の称号を狙いに行く方が多いのですが、実はそうならずに勝利するケースの方が圧倒的に多いです。
称号の3点よりも、青カードの7コスト-4点の方が、よっぽど点数効率が良いからです。
購入にも1手番かかるゲームですから、少ない枚数で多い得点をとれるという1手が大事という事です。
これは、初心者の方は結構知らないです。ルールを聞いただけだと、称号が大事そうに思えますからね。
①の盤面で貴族に目がいくと、これは「黒の宝石が重要だ!(4つの内3つに絡んでいるから)」と思い、黒宝石を狙いがちなんですが、実はこちらは違います!
赤7コストの4点と、その為の赤6コストの3点、黒5コストの2点をキープしてこの3つでまず最速9点を稼ぎ出す事が最も良い1手なのです。
②の盤面では、このようなコスパの良い高得点カードがありません。
これは、長期戦が予想されると読みます。
この時に生きるのが、称号です。
①の盤面では、貴族ととらずに15点まで達することでしょう。②の盤面は、貴族をとって15点に達することでしょう。
そんなに難しくないですよね?
まずは初期配置から、ゲームの展開を予想し、コスパ派か、貴族派を見極めることで、レベル1をクリアしていきましょう!!
by社団法人ボードゲーム 会長 岩田