カタン競技規定

カタン競技規定

システム

1位=-(2位+3位+4位)
2位=保有ポイント-9
3・4位=保有ポイント-10

ハンディ:B、Cリーグ者がAと戦って負けた場合のみ。ハンディがつきます。
Aリーグ者はなし。 Bリーグ者がAと戦った場合+1。Cリーグ者がBと戦った場合+1。Cリーグ者がAと戦った場合+2。
但し、B、Cが1位になった場合のハンディはつきません。

例)1
1位 10点(A)
2位  9点(B)
3位  8点(A)
4位  6点(C)

1位 +3ポイント
2位 +1ポイント
3位 -2ポイント
4位 -2ポイント

例)2
1位 10点(C)
2位  8点(A)
3位  8点(A)
4位  5点(B)

1位 +6ポイント
2位 -1ポイント
3位 -1ポイント
4位 -4ポイント

※ゲストのマイナスになる分のポイントは反映されません。
よって、1位になった方のプラスポイントに、ゲストの分は反映されません。

※2位の方が1位のポイントより多くなるような場合には、Aリーグの一番最下位の方がそのポイントを被り、1位は最低1ポイント、MAX2ポイントは加わります。

例えば
1位 10(A)
2位  9(C)
3位  9(B)
4位  8(A)
の場合

4位のA=-5
3位のB=+1
2位のC=+2
1位のA=+2
という計算になります。

役満
下記のことを満たすと役満ポイントが勝利者に与えられます。

◎名誉勝利
10-9-9-9のポイントで勝利すると、1位には勝利点10ポイントが与えられる。

◎大開拓
チャンスカード、ロンゲスト、ラージェストをとらず、開拓だけで10ポイントを達成すると、
勝利点プラス5ポイントが与えられる。

◎MAXロード
道を15本つなげてロンゲストを取り、かつ勝利すると、勝利点プラス5ポイントが与えられる。

◎十勇士
騎士を10枚以上オープンした状態を作ると、勝利にかかわらず勝利点プラス5ポイントが与えられる。

◎オールナンバー
2~12まで全ての数字を抑えて開拓し、かつ勝利をすると、勝利点プラス5ポイントが与えられる。

※社団法人ボードゲームのプロリーグとして、競技性を重視した規定であり、メーカーの公式ルールとは異なる場合があります。

ルール

  • 初期配置はABC順とする。
  • 初期配置での変更は街道を置くまで変更可能です。街道をひいた後は変更できません。
  • ダイスは、ダイストレイに2個同時に振ります。
  • ダイスがダイストレイや机よりこぼれた場合、こぼれたのが1個だけであっても、必ず2個とも振りなおします。
  • ダイスは必ず2つとも底が完全についている状態である場合のみ有効でそれ以外は振りなおします。
  • 盗賊の移動に関する規制はありません。
  • 盗賊の移動によりカードを奪うときは、奪われるプレイヤーは手札をシャッフルしてテーブルに並べ、盗賊を 移動するプレイヤーが1枚奪います。どちらの側も、奪うカード、奪われるカードの指定は禁止です。
  • 貿易はそこに開拓地がたった瞬間から使用することが可能です。
  • ターンの終了は、ターンの人が「ターンエンド」と口にした時点で終了です。
  • ターンエンドの取り消しは可能ですが、次のターンの人がサイコロを振るか又は発展カードを使った場合は、いかなる場合も取り消しはできません。
  • 発展カードを開いてしまった場合でも、取り消す事は可能です。
    但し、独占カードで資源を言ってしまった後の取り消しはできません。
  • 資源カードを使う時、バーストした時は直接山札に返さずに、手元で見せてから行うようにして下さい。
  • 資源の取り忘れは、そのターンエンドエンド時までは受け取ることができます。
  • 盗賊の移動を忘れてターンエンドした場合は、再度動かすことはできず、そのまま続行します。
  • 資源が枯渇した場合は、1人だけ取れる場合は、ある枚数だけ、複数人取れる場合は、そのターン誰も資源が取れなくなります。
  • 手詰まりがおきた場合、そのプレイヤーはゲーム続行不可能になります。
    手詰まりとは、物理的に10点を取ることができない状態のことを言います。
  • 枚数確認はプレイヤーが責任を持って行って下さい。

※社団法人ボードゲームのプロリーグとして、競技性を重視した規定であり、メーカーの公式ルールとは異なる場合があります。

交渉ルール

  • 交渉に関する規制は以下の事を守れば、一切ありません。
  • 嘘は禁止ですが、嘘以外、嘘にならない表現に関してはOKです。
  • 嘘にならない表現で返すことができればその発言の責任を持たなくても良いです。これを「かわし」と言います。
  • 「騎士交渉」=盗賊を置かない代わりに望む資源を交換する交渉。これに関してはどんな「かわし」もできません
  • 「MAX交渉」=ターンエンド時点で手札が0になる交渉。これに関してはどんな「かわし」もできません。仮に手札が残っていた場合には相手に資源を渡して下さい。
  • 同じ資源での交渉はできません。複数の場合の同じ資源が含まれている場合も同様。
  • 資源が結果的に譲渡になるような行為は禁止です。例えば、同一ターン内で ①プレイヤーAの持つ「木」2枚とプレイヤーBの持つ「土」1枚を交換し、 ②その後、プレイヤーAが持つ「土」1枚とプレイヤーBが持つ「木」1枚を交換 することは、①と②を併せると結果的にはプレイヤーAの木1枚がプレイヤーBに無償で贈与されていることになり、当該ルール違反になります。
  • 未来交渉は禁止ですがそのターンで完結する交渉はOKです。(例:騎士交渉)
  • 他のプレイヤーと取引できるのは、その場でただちに交換可能な資源のみです。将来の約束、建設場所の 予約等の「行為」を取引の材料にすることは禁止です。
  • 「騎士」の発展カードを使用して、他のプレイヤーと会話をすることは可能です。ただし、相手プレイヤーはそ の会話に従う必要はありません。故意に強要する行為は審判による審議の対象です。
  • 交渉の取り消しは、上記取り消し行為の規定で双方から取り消す事ができます。但し交渉後、建設や、発展カードを使った場合は取り消しができません。
  • 独占交渉があります。資源を交渉した後その資源が独占されることもあるので注意して下さい。
  • 望むなら自分の伏せカードの内容を言ったり公開することは可能です

特殊事項

  • 誤って建設をしてしまい、指摘がないままゲームが進むなどの特殊事項は、そのままゲーム続行となります。
  • 発展カードを誤って2枚引いてしまったり、次のカードをめくってしまったような場合、そのカードを全公開し、再度シャッフルしてゲームを続行します。また、そのプレイヤーに伏せカードがあればオープンし、全公開した上で再度伏せてゲームを続行します。
  • 途中でゲームを抜けなければならない場合は、その時点でのポイントが自身の最終ポイントとなり、他のプレイヤーでゲームを続けます。
  • なんらかの事情でゲーム続行が不可能になった場合は審判の判断で勝者を決めます。

マナー

  • ゲーム開始前、ゲーム終了後には気持ちよく挨拶をしましょう。
  • カタンには、テクニックや駆け引きがつきものですので、お互いが気持ちよくプレイができる為の挨拶や礼儀を重んじたプレーを心がけましょう。
  • プレイヤー同士のテクニックや駆け引きも楽しみながら参加しましょう。
  • 暴言・失言は禁止です。
  • スポーツマンシップに反した、作戦が感じられない、意味のない嫌がらせのような行動は止めて下さい。