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【ドイツ年間ゲーム大賞の作品を選べ!!】
絶対に失敗しないボードゲームの選び方として、結論から申し上げますと、
「ドイツ年間ゲーム大賞」の作品を選ぶ事です。
ドイツ年間ゲーム大賞とは、1979年に設立された、ボードゲーム会のアカデミー賞です。
ゲーム評論家など、専門家が集まった選考委員会によって選定され、毎年5月頃にノミネート作品が発表され、6〜7月に受賞作が決定します。
世界では、1年の間に新しく1000個以上のゲームが制作されています。
その中から栄えある第1位を決定しようというのが、この賞なのです。
映画でも、アカデミー賞受賞作のものに外れはあまりないですよね。
ボードゲームなら、ドイツ年間ゲーム大賞です!
こちらがドイツ年間ゲーム大賞の受賞作に送られるマークですが、
権利料の問題によってこちらのマークがついていない作品もあります。
受賞していれば必ずこのマークがついている訳ではないのでご注意を!
【最新:2019年 ドイツ年間ゲーム大賞受賞 ジャストワン】
直近の年間ゲーム大賞受賞作は、こちら!
ジャストワンです。
2人〜6人までプレイできる、連想クイズゲームです。
ルール動画も配信しておりますので、ぜひご覧下さいませ。
【細かいシチュエーションから選んでいこう!】
よし!それじゃあドイツ年間ゲーム大賞のボードゲームを買ってみるぞ!
と思われた方も、1979年の作品から数えて実に40作ありますから・・・
その中でもまた迷ってしまいますよね。
そこで、いくつか選ぶ判断基準となるシチュエーションをご紹介していきます!
◯ベスト人数から選ぶ
ボードゲームには、ゲームプレイ可能な人数がパッケージに書かれています。
が!これはあくまでその人数でプレイが可能という事であり、
「楽しめる」人数という訳ではありません。
ボードゲームにはそれぞれ、ベスト人数というものがあるのです。
・2人ベストの年間ゲーム大賞
『カルカソンヌ』(2009年)
ボードゲームは基本大人数で遊ぶことが多いため、2人ベストゲームでの大賞受賞はとても貴重です。
そんな中でも『カルカソンヌ』は、
メーカー公式大会や世界大会も2人で行います。
同じプレイヤーと複数回やっても毎回パターンがかわるので、
飽きる事なくずっとプレイできます。
・3人ベストの年間ゲーム大賞
『ドミオニオン』(2009年)
3人ベストなら、ドミニオンです。
ドイツ年間ゲーム大賞の他、ドイツゲーム賞、ドイツカードゲーム賞の3冠を達成しています。
なんと!3冠を達成しているボードゲームは、『ドミニオン』たった1作です。
拡張版がたくさん出ていますので、拡張版を組み合わせてプレイすることがおすすめです。
・4人ベストの年間ゲーム大賞
『カタン』(1995年)
現在でも毎年、「1995年の『カタン』を超えるまでは至らなかった」と言われるほどの、キング・オブ・ボードゲーム。
初心者から経験者、大人から子供まで幅広く楽しめるゲームです。
ルール動画:https://www.youtube.com/watch?v=Ch3s8IDFsm4
・5人以上
『キャメル・アップ』(2014年)
2014年からはドイツ年間ゲーム大賞受賞作が、
よりファミリー向けとなり、外装や見た目(コンポーネント)が美しい作品が多く登場します。
キャメルアップは、5人以上の多人数に対応したレースゲームです。
ルール動画:https://www.youtube.com/watch?v=EFsffgIGjXI&t=3s
◯競技向きか、パーティ向きか?で選ぶ
競技向き→頭をしっかり使って、戦略をたててやっていきたい!というゲーム。
パーティ向き→みんなでワイワイやりたい!というゲーム。
友達と遊ぶ目的に応じたボードゲームがあります。
上にあげた人数対応のボードゲームは全て競技にもパーティにもなる優秀なゲームです。
・競技向き
『ラミィキューブ』(1980年)
競技大会が開かれるほどのゲームです。
1分間でいかに早く場にタイルを出せるかを競います。
ルール動画:https://www.youtube.com/watch?v=ilO9raYpEz4
・パーティ向き
『ディクシット』(2010年)
相手が発するテーマに合った絵札を出し合っていく連想ゲームです。
ルール動画:https://www.youtube.com/watch?v=qS_A054Pyno
◯プレイ時間から選ぶ
ボードゲームは、5分で終わるものから1時間以上かかるものまであります。
基本的にはパッケージに書かれているのですが、これはなんと目安程度であります。
なのでボードゲーム初心者の方は、その1.5倍くらいはかかると思ってもらったほうが良いです。
そして慣れてきたらその時間でできる、という具合に認識をしておいてもらえると良いと思います。
ちなみに、ボードゲーマーの中では、
5分〜20分くらいで終わるゲーム=軽いゲーム
20分から1時間 〃 =中量級ゲーム
1時間以上かかるゲーム =重いゲーム
というように、「軽い」「重い」で表現しています。
・軽いゲーム
『ビラ・パレッティ』(2002年)
ジェンガのようなバランスゲームです。
ルールも簡単で、まさに軽い年間ゲーム大賞の代表的な1作です。
ルール動画:https://www.youtube.com/watch?v=n97SuX1N150&t=67s
・中量級ゲーム
『キング・ドミノ』(2017年)
年間ゲーム大賞はほとんどのゲームが中量級ですが、
こちらはその中でも比較的に軽い、30分程で終わるゲームです。
ルール動画:https://www.youtube.com/watch?v=z3INbt2hg0k&t=24s
・重いゲーム
『ティカル』(1999年)
2時間ほどかかる重たいゲームです。
初心者はやはり軽〜中量級からやることがおすすめですが、重いゲームはその分「やりがい」があります!
ゲームに慣れてきたら一度は是非チャレンジしてみてください!
ルール動画:https://www.youtube.com/watch?v=I8EVjQV1Hqw
【ボードゲームが買える場所】
・ボードゲームショップ
お近くのボードゲーム専門ショップには、たくさんのボードゲームが取り揃えてあることでしょう。
イエローサブマリン
http://www.yellowsubmarine.co.jp
・通販サイト
Amazon
中古なら駿河屋
【まとめ】
ドイツ年間ゲーム大賞受賞の作品。
特に軽い〜中量級を選べば、必ず成功!!
ゲームに慣れてきたら、
重いゲームもやってみよう!!
by
社団法人ボードゲーム
会長
岩田慎太郎